事業内容

海外カスタマー

海外カスタマーの概要

地域特性に合わせたカスタマービジネスの展開により、お客さまの課題解決に貢献

欧州、米州、アジア・オセアニア、中国において、各国の優良地場企業や現地に進出している日系企業にリース・販売金融などを提供しています。

主な事業内容
  • 欧州、米州、アジア・オセアニア、中国で、リース、ローン、提携している商品販売会社のお客さま向けローン(販売金融)などを提供
  • 各地域で企業向けに金融サービスを提供しているほか、欧州では個人向けにも金融サービスを提供

海外カスタマーの強み

  • 本邦リース会社でトップレベルの海外ネットワーク
  • 海外事業で分散した商品・サービス・顧客層を有し、それを支える多様性ある人材プール
事業概要 セグメント利益 26億円 グループ全体 1,351億円 2024年度 海外カスタマー 2.0% セグメント資産残高 3兆749億円 グループ全体 10兆9,356億円 2025年3月末現在 海外カスタマー 28.1%

海外カスタマーの取り組み

欧州

欧州事業の中核Mitsubishi HC Capital UK(以下、MHCUK)は業歴40年を超え、個人向け金融部門、車両リース部門、法人向け金融部門の3事業を主軸に“Novuna”ブランドで高い認知度を有しています。MHCUKグループは欧州11カ国でビジネスを展開し、英国および欧州市場をリードする製品、サービス、優れた顧客体験価値を提供し続けています。

欧州における主な取り組み

主な取り組み(展開国:英国をはじめ欧州11カ国)

業歴40年超の英国子会社のMitsubishi HC Capital UK(MHCUK)グループを通じて、主に3つの部門で事業を展開。

個人向け金融部門
(英国)
  • 個人向け金融市場の主要プレイヤーであり、130万人を超える信用力の高い個人顧客に対して販売金融および無担保ローンを提供
  • 販売金融の提携小売店・オンラインストアは約3,500社で、リフォーム、家具、電子機器、フィットネス機器、宝飾品など幅広い商品が対象
車両リース部門
(英国 ・欧州大陸)
  • 英国主要プレイヤーの1社として、地場企業や個人顧客に対して幅広い車種のリースを起点に車両整備、管理を組み合わせた独自のトータルソリューションを提供
  • ネットゼロ目標実現に必要となるEV、充電設備や管理ツールの提供など、脱炭素に資する提案により差別化を推進
法人向け金融部門
(英国・欧州大陸)
  • 地場を中心とする中小企業および大企業向けにさまざまな資産を対象としたリース、在庫担保ローンなどを提供。再生可能エネルギー事業向けのファイナンスなど、脱炭素に資する取り組みも推進
  • ベンダーファイナンスやファクタリングも提供
MHCUKオフィス常設のEV(電気自動車)充電施設(英国)

プレゼンス/ポテンシャル

  • Novunaビークルソリューション部門は英国6位の車両リース会社(2024年11月現在)
    • 出典 https://www.fleetnews.co.uk/fleet-leasing/fn50-data/
  • アセットファイナンスUK Top50においてNovunaは5位(法人向け金融部門、車両リース部門、販売金融部門含む)
    • 出典 Asset Finance Connect, 2024

[参考]事業の取り組み状況(事業拡大に向けたデジタルソリューションへの投資)

車両リース部門が業界をリードする最も優秀なリース会社として、2019年以降6度目となるLeasing Company of the Year(車両保有台数2万台以上の部)を受賞
  • MHCUKでは事業の中心にCustomer Experience(顧客体験価値)を置き、お客さま・社会のニーズと期待に応えるため、革新的なデジタルソリューションへの投資を加速。
  • 個人向け金融部門では電話システム向上、不正検知システム強化、業務プロセス自動化による迅速なサービス提供などにより取引拡大につなげている。
  • 車両リース部門では多様な車種・車両を取り扱い、お客さまに最適なフリートマネジメントを提案。また、脱炭素分野のマーケットリーダーとして充電ネットワークの構築や高機能アプリを通じて、企業の脱炭素化を支援。
米州

米州事業は米国・カナダにおけるトラック・建設機械などの販売金融やオペレーティングリース、ストラクチャードファイナンスやABL※といったレンディングビジネスなど、幅広いファイナンスソリューションを提供しています。

  • Asset Based Lending: 企業の在庫や売掛債権等流動資産を担保とする融資手法

米州における主な取り組み

主な取り組み(展開国:米国、カナダ)

米国子会社のMitsubishi HC Capital America(MHCA)グループを通じて、米国・カナダで以下の事業を展開。

米国ベンダー
ファイナンス事業
  • 地場企業(運送業者など)に対して、商用トラックの販売金融(担保ローンなど)等を展開
  • 全米トラック販売店との幅広いネットワークに強みを有し、小型~大型(クラス1~8)のトラックやトレーラーなどを取り扱う。トラック関連資産は本事業の約6割を占める
  • トラック以外にも、産業・工作機械や建設機械、医療・通信機器など幅広く販売金融を展開
コマーシャル
ファイナンス事業
  • さまざまな業種の日系企業や地場企業に対して、リースに加え、資産担保ローン、ストラクチャードファイナンス、ファクタリングなど、多様なファイナンスソリューションを提供
カナダベンダー
ファイナンス事業
  • 地場企業(運送業者など)に対して、小型~大型(クラス1~8)の商用トラックなどの販売金融(担保ローンなど)等を展開。トラック関連資産は本事業の約4割を占める
  • トラック以外にも、建設機械などの販売金融や、販売代理店向けの在庫金融等を提供
コマーシャル
ファイナンス事業
  • さまざまな業種の日系企業や地場企業に対して、リースに加え、資産担保ローン、ストラクチャードファイナンスなど、多様なファイナンスソリューションを提供

プレゼンス/ポテンシャル

  • Monitor Daily(2024 年 6 月 発 行): The 100 Largest Equipment Finance / Leasing Company in the U.S. (By Assets) - 28位(2023年度基準)

[参考]事業の取り組み状況

商用トラックの販売金融
  • トラック輸送業界は米国経済活動を支える重要なセクターで、今後も輸送総量の拡大が予想される。
  • ただし、2023年以降、米国・カナダの輸送業界の需給バランスの崩れによる運賃急落や金利上昇等を背景に多くの中小運送業者で財務状況が悪化。市況回復のスピードは緩やかであるものの、数年かけて徐々に回復するとみられる。
  • 対応策として、商用トラックの新規案件採り上げ基準引き締めと他分野での新規優良案件獲得によるポートフォリオの再構築を進め、収益基盤の安定化を図る。また、トラックディーラーとの業務提携による中古車両の販売強化を通じた回収極大化の取り組みも進める。
新規分野での取り組み
  • as-a-Service事業を行う企業との業務提携などを通じて事業パートナーと新たな事業やサービスを提供し、収益の積み上げと安定化に取り組む。
  • 保有するアセットの知見を生かし、第三者へのアセット管理サービスの提供など、新たな事業領域への参画も検討。
  • as-a-Service:従量課金もしくは定額にて製品機能をサービスとして提供するビジネスモデル
アジア・オセアニア、中国

アジアではシンガポール、インドネシア、タイ、マレーシア、中国の5カ国で事業を展開しています。各国の地域社会に根差した事業活動を行っており、お客さまのニーズに合ったファイナンスソリューションやベンダーと提携した販売金融を提供しています。

アジア・オセアニア、中国における主な取り組み

主な取り組み(展開国:タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、中国)

タイ地場・日系企業向けに主に産業機械や自動車、建設機械、IT機器などを対象としたリース・割賦販売を提供
シンガポール地場・日系企業向けに主に自動車やOA機器、建設機械などを対象としたリース・割賦販売を提供
インドネシア地場企業向けを中心に、主に自動車や建設機械、産業機械などを対象としたリース・割賦販売を提供
マレーシア地場企業向けを中心に、主に産業機械や自動車などを対象とした割賦販売、IT機器のレンタルなどを提供
中国地域
  • 香港では地場企業向けに複写機や自動車の販売金融を提供
  • 中国では日系企業向けに設備のリースを中心に提供

[参考]注力分野における取り組み事例

  • ASEANでは主力事業の産業機械、自動車、建設機械、IT機器などのアセットファイナンスの強化や、再生可能エネルギーやEV関連などのSDGsニーズをとらえた事業の推進により、収益性の向上と収益規模の拡大をめざす。
取り組み事例① タイ
  • タイでは脱炭素ビジネスとして太陽光発電のPPA事業に注力。
  • 加えて、日系企業や地場企業とのパートナー連携を通じて、ファイナンスにとどまらない高付加価値サービスの提供を推進。その一環として、工業団地への従業員通勤用送迎バスのEV化と太陽光パネルや蓄電池、充電設備の設置を組み合わせた総合提案を実施。
  • PPA:電力購入契約に基づき、電力需要拠点と離れた発電設備から需要拠点に電力を供給する契約形態
取り組み事例② インドネシア
  • インドネシアでは同国の国営電力系列企業や太陽光発電デベロッパーとの提携を活かし、顧客への太陽光発電設備を納入する際の資金調達を支援。
  • 顧客における省エネ・工場自動化ニーズに対して、パートナー企業との連携により導入を支援。
  • EVバイク導入時のファイナンス支援により、都市部における脱炭素の取り組みへ貢献。