お知らせ

遠隔操作・人工知能ロボットの開発などを手掛けるTelexistence社と業務提携契約を締結

2021年06月16日

 三菱HCキャピタル株式会社(代表取締役 社長執行役員:柳井 隆博)は、このたび、社会におけるロボットやAIを活用したサービスの普及、促進に向けて、遠隔操作・人工知能ロボットの開発、さらには、それらを活用した事業を幅広く手掛けるTelexistence株式会社(代表取締役CEO:富岡 仁)と業務提携契約を締結しました。

 Telexistence社は、人間の存在を拡張する技術システムであるテレイグジスタンス技術*1をベースに、小売・物流などの分野における半自律型遠隔操作*2ロボットの設計・製造・オペレーションなどを展開するベンチャー企業です。Telexistence社は、低コストかつ高精度なロボット本体の開発に加えて、誤差の少ない遠隔操作技術などに強みを有するとともに、お客さまのニーズに応えるロボットハンドの開発、機械学習、ティーチングなど、企業のロボット導入に際する包括的なサービスを提供します。また、自社の経験、知見などを生かし、場所や時間を問わず、人々が労働に参加できる共通基盤「Augmented Workforce Platform (AWP)」の構築にも取り組んでいます。

 一方で、三菱HCキャピタルグループは、絶えず変化する社会やお客さまのニーズに応えるべく、地球環境に配慮し、独自性と進取性のある事業を展開することで、明るく希望に満ちた未来社会、豊かな暮らしの実現をめざしています。
 近年、少子高齢化による労働力不足の解消、さらには、新型コロナウイルス感染拡大を契機とした非対面コミュニケーションの推進といった観点から、AIや自動化技術などへの期待が高まりつあります。そこで、このたびの業務提携をもって、Telexistence社が有する最先端のロボット開発における知見、さらには、その導入促進に向けた包括的なサービス・サポートの実行力と、当社が有する幅広い顧客基盤やリース会社として培ったアセット保有、資産管理、二次流通などの機能を組み合わせることで、お客様のニーズに応える、ロボット技術を核とした各種サービスの普及・拡大、その提供に取り組んでいきます。

*1:自分自身が現存する場所とは異なった場所に実質的に存在し、その場所で自在に行動するという人間の存在拡張の概念であり、また、それを可能とするための技術体系。(出典:Telexistence社 ウェブサイト)

*2:人工知能を活用した、一部動作の自律・自動化が可能な遠隔操作ロボットのこと。人工知能による自律動作で業務の効率化などを図りつつ、遠隔操作で人間の器用さを要する細かな作業の質を維持するもの。

■Telexistence社の概要

社名 Telexistence株式会社
代表者 代表取締役 兼 最高経営責任者 富岡 仁
所在地 東京都中央区晴海四丁目7-4 CROSS DOCK HARUMI 1階
設立年月日 2017年1月23日
事業概要 遠隔操作・人工知能ロボットの開発およびそれらの技術を活用した事業の展開
ウェブサイト https://tx-inc.com/

<Telexistence社における事業展開(例)>
 2020年9月7日付 Telexistence社プレスリリース
 「ローソン店舗にて遠隔操作ロボット、Model-Tによる商品陳列を開始」
 https://tx-inc.com/ja/blog/20200907/

以 上

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